卯建の町並みへ | 脇町の風物(8)(森家)へ |
トップ頁へ | 森医院へ |
1.藍商「左直」の由来
1792年(寛政4年)吉田直平衛が創業した藍商で、屋号を「左直」といいます。藍商は、藍染めの原料を販売する商人で、幕末から明治にかけて大いに繁盛しました。吉野川流域は藍草の大生産地でしたが、吉野川中流以西では脇町が中心的集散地でした。左直は、この脇町での1,2の藍の豪商でした。
南町通り(卯建通り)に面する屋敷は、間口11間、奥行き30間の敷地があり、商談に使用した「みせの間」、帳場、藍蔵、藍寝床などもあり、裏は船付き場で、昔は当家の裏門近くまで吉野川があり、荷物の上げ下ろしに便利であったようです。
吉田家は、平成11年に脇町指定の有形文化財の指定を受け、一般に公開されています(水曜定休、見学料500円)。
![]() |
![]() |
![]() |
吉田家(藍商:左直) | 吉田家(藍商:左直)入り口 | 座敷 |
![]() |
![]() |
![]() |
裏庭から見た左直 | 藍商「左直」 帳場 | 玄関入り口の間 |
![]() |
![]() |
![]() |
押入を兼ねた階段 | 左直裏門(船着き場) | 座敷の戸棚 |