脇町の風物6タイトル

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河野メリクロン

 脇町北庄(きたのしょう)にある河野メリクロンという会社は、河野通郎氏が昭和40年(1965)に徳島県立農業高校を卒業してからシンピジウム(洋蘭)の栽培を始められ、昭和52年(1977)に「河野メリクロン」という名前で会社を設立してシンピジウムの品種改良と種苗生産を主業務として世界的に事業を展開しておられる企業です。昭和61年(1986)に開発したピンク色の「あんみつ姫」と名付けたシンピジウムの品種が空前の大ヒット商品となり、業界で不動の地位を占めるに至ったと言われています。

 園芸王国オランダで10年に1度開催される園芸博覧会(フロリアード2002)で、平成14年に出品した品種が世界一の評価を受け、業界における地位を不動のものにしました(以上、脇町誌による)。

 また、現在、従業員数は70名ですが、産業が少ない脇町地区で雇用の創設にも寄与しています。

 立派な研究所を持ち、専門の研究スタッフが品種改良のけん級に取り組んでいます。他方、あんみつ館という名前の商品展示・即売場を設けていますが、館内の温度・湿度をシンピジウムの生育に適したように常時調節し、いつ行っても広い館内には美しい洋蘭の花が咲き乱れ、脇町の名所の1つになっており、観光バスが訪れるほどになりました。実際、観光客があんみつ館を訪れると、美しい蘭の花に囲まれて心が安らぐと口々に言っています。

 以下、あんみつ館の外観および内部の様子を示します。

河野メリクロン1 河野メリクロン2 河野メリクロン3
あんみつ館内部(あんみつ姫) あんみつ館の看板 あんみつ館内部
河野メリクロン4 河野メリクロン5 河野メリクロン6
あんみつ館内部 あんみつ館内部 あんみつ館建物

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